
夏が終わろうとしています。棚の上に夏休み、海で拾った貝や丸い白い石、夏の思い出を並べてみました。そっとふれてみると、ふつふつと泡ぶくのように思い出がよみがえってきました。楽しい思い出もみんな通り過ぎていくのだなと少しさみしくなります。
9月になって、急に日が短くなりました。8時まで明るかったのに、7時にはもう暗くなって車の運転もライトが必要になっていることに気づきました。せかされるように家路につきながら、夏の終わりは祭りの後のようにやっぱりさみしいとしみじみとした気持ちになります。
秋のはじまりは、香りが気になります。ほかの季節よりも、感覚が研ぎ澄まされるような気がします。お店ではシナモンやりんごなどのかぼちゃなどの秋の香りが並んでいました。まだ好みの香りはみつけられていません。ゆっくりとお気に入りを探そうと思います。